読書。本を遊ぶ(働くほど負ける時代の読書術)

子飼弾「本を遊ぶ(働くほど負ける時代の読書術)」(朝日文庫)を読みました。

 

読書術に関する本は、これまでにも何冊か読みましたが、これが一番好きかも。

 

1日8時間は働きすぎ。2時間で十分。働くより遊べ。読書こそ最高の遊びのツール。という主張がいいですね。私も共感。頷きすぎて、首がムチ打ちになるかと思いましたよ(笑)

 

著者は、中高不登校で15歳で大検合格。17歳でカルフォルニア大学に入学するも中退して、ライブドアCTO。その後、人気ブロガーになるという異色の経歴の人物。年間5000冊以上読むっていうんですから、尋常じゃないですね。

 

私も年間300冊近く読んだときは、俺スゲーだろ!みたいな感覚になっていましたが、まだまだヒヨッコでしたね。恥ずかしい(-_-;)

 

著者は、若者は100万円貯金するなら、100万円分本を買えっって言っているのもいいですね。私も昔は年間20万円分くらい本を購入していた時期があったのですが、ブックオフKindleのおかげで今や年間5万円分もいかないくらいですね。先日Kindleunlimitedも解約したし。これからさらに減りそうです。どんどん馬鹿になる(-_-;)

 

これからの時代、いくら知識を仕入れても、その価値は下がる一方。読書を通じて妄想力・思考力を身につけなければ、本に読まれているだけ。簡単な自己啓発本しか読まない人は要注意ですと。

 

私は、自己啓発本もスピリチュアル本も批判的に読んで楽しんでいますから、批判は当たらない・・・はず(笑)

 

とにかくぼーっとテレビや動画を見てる暇があったら、読書した方が生産的ですよーっていうことを書いた本です。

 

確かにテレビも動画も面白いけど、大事なのはバランスですよ。貴重な時間をどう割り振るか。多くの人は読書に割く時間が圧倒的に少ないわけですから、テレビと動画を減らして読書週間を身につけるだけで、勝ち組への第一歩を踏み出したことになります。

 

もちろん、勝ち組=お金持ちではないので、そこは注意してください。

 

私も他人からどう思われてもいいから、暇な時間は読書して自分の世界で生きたいと思います。