池田貴将「図解 モチベーション大百科」(サンクチュアリ出版)を読みました。一流の研究機関が実施した心理・行動実験を基本見開き2ページに纏めてくれている本です。
文章量が少ないので、読書週間の無い人でも読み通せる内容になっています。それでいて、ポイントだけは分かりやすく拾えますから、いい本ですね。
本書では100のモチベーションに関するヒント・アドバイスが掲載されていますが、どれも参考になります。
一番最初に紹介されているのは「目標勾配」人はゴールに近づいているという実感があるほどモチベーションが上がるそうです。よくポイントカードの1つ目に最初からスタンプが押されているものがありますよね。あれは、目標勾配を利用して、既に1ポイント押されているからゴールまで近いぞ!と思わせる効果を期待しているものだそうです。
企業も結構勉強しているんですね!(笑)
著者の師匠は、アンソニー・ロビンスという世界的なモチベーターだそうですが、本書では、彼の凄い名言が紹介されていました。
「もともとやる気のない人間はいない。やる気をなくすような目標を持った人間がいるだけだ」
ですって!!なんかやる気ないなーと感じるあなた。それはあなたがやる気のない人間だからではなく、やる気をなくすような目標しか持っていないからだそうですよ。
目標さえ間違えなければ、あなたもやる気満々人間になれるということですね。もちろん、私も(笑)
子どもが巣立つまで働き続けるなんて目標立てるとやる気がなくなりますが、できるだけ早く自給自足を実現できるように方法を考えるというのであればやる気が出てきます(笑)
皆さんも、やる気が出ないなーと感じたら、目標の立て方を見直してみてはいかがでしょうか?