読書して考えたこと

「デマ・陰謀論・カルト スマホ教という宗教」(物江潤:新潮新書)という本を読んでみました。

 

ネットやSNS上では、想像を超えるほど多くの人々が妄説を発信し、しかも、それを信じてしまう人が多く存在しているという「スマホ教」の現状について著者なりに分析した本です。

 

・トランプ元大統領は「光の戦士」で、闇の組織「ディープ・ステート」と戦っている。

・新型コロナワクチンを打つと2年以内に死ぬ。

 

などのトンデモ話を信じている人々が一定数いることなどを紹介しつつ、オウム真理教や安倍元首相銃撃事件の山上被告などについても言及しています。

 

どうして、そうなるのかについて、いろいろと書かれていましたが、私の理解では、一言でいうと、

 

「現状に何らかの不満を抱えていて、しかも寂しいから」

 

ですね。

 

頭が悪いとか、そういう話では全くないということです。

 

実際、オウム真理教にハマった人の中には超エリートもたくさんいましたしね・・・。

 

弱み・悩み・不満・孤独等を抱いている人が、誰かに優しくされるとついつい気を許してしまう。

 

それがカルト集団や頓珍漢なことを発信している団体・集団だったとしても・・・。

 

結局、「孤独」があらゆる問題の元凶な気がします・・・。

 

その点、自給自足的な生活をしていれば、大自然の中で動植物と触れ合い、「孤独」なんて吹っ飛んでしまうような気がするのは私だけでしょうか?

 

ある著名なマッチョが「筋トレが最強のソリューションである」と仰っておりましたが、私は「自給自足的生活が最強のソリューションである」と考えます。

 

自給自足的生活をしていれば、スマホを見る時間もなくなりますし(笑)

 

自分では自給自足的生活をしていないのに、自給自足こそがソリューションだ!なんていっても、全く説得力ないですが、意外と賛同者は多いのでは?

 

自給自足的生活を勧める私は、ある意味「光の戦士」ですね(笑)

 

と、話は大きく逸れてしまいましたが、皆様、くれぐれもスマホ教にはご注意ください。

 

ネットリテラシーは現代を生きていく上での基本能力ですから。