究極のヒモ(ビワアンコウ)

大学院生の頃ですが、家賃と食費の一部を同居していた彼女に出してもらっていた時期があります。

彼女は働いており、私は学生。当然、私の方が在宅時間も長く家事は私の担当。

友達からは「ヒモじゃん」と言われていました。

真面目に学生として勉強していたわけですし、親からの仕送りや奨学金もあり、完全に生活費の全てを彼女に出させているわけではなかったので自覚はなかったわけですが、確かに見方によっては「ヒモ」みたいもんですよね(-_-;)

 

ところで、いきなり話は変わりますが、「ビワアンコウ」という魚をご存知でしょうか?

深海魚なんですが、メスの方がオスよりかなり大きい。そして、なんとオスはメスに噛みついて体を結合させることによりメスから栄養を分けてもらって、メスの体の一部のような存在となって生きているのだそうです。これぞ、究極の「ヒモ」ですよね(笑)

 

妻が自給自足嫌がるので、単に仕事辞めて私もビワアンコウ(完全なヒモ)になってやろうかと考えることもあります。私の計算では妻の収入だけで家計を維持することは不可能。たとえ酒をやめて節約したところで、私がビワアンコウになったらいずれ家計は破綻するのです。でも、破綻するまで数年の猶予はありそうなので、例えば2年くらい期限付きでビワアンコウになるのも悪くないかなと思ってみたり…

 

そしたら私の再就職は厳しいし、妻も自力で今の生活を維持することは困難と自覚し、渋々自給自足生活に応じるかもしれない…そんな妄想をしています(笑)

 

私としては少し貯金の余裕がある状況で自給自足生活を始めたいんですが、余裕があるうちは妻がウンと言わないんですよ。たぶん。

 

あー、好きなように生きるって大変難しいですね。