私の場合、年間100~200冊程度の読書するのですが、小説はほとんど読みません。
自己啓発本やビジネス書、哲学系や古典などを中心に、かれこれ1500冊以上は読破してきましたが、果たして役になっているのか疑問です。
むしろ、老荘思想やディオゲネスの思想などに触れることによって現代社会(特に資本主義社会)に疑問を持つようになってしまいました。
もしお金の心配がないとしたら、どう生きるか?と考えたとき
おそらく、私の場合は、釣りして、家庭菜園して、読書して、のんびり暮らすだろうなと思ったわけですが、その時、
「あれ?それって今でもできるんじゃない?」と気づいてしまったのです。エピファニーとでも言うのでしょうか?(笑)
そして、さらに調べてみると、過去には「森の生活」を著したソローのような人物が存在し、現在でも自給自足的な生活をしている方は日本にも少なからずいらっしゃる。
やっている人がいるなら、自分でもできるはず・・・ここ2年間ほど、そんなことばかり考えています。
もし読書していなければ、平日は仕事して、休日は家族サービスという普通の生活に何の疑問も抱かなかったと思います。
読書していたおかげで、自分がどう生きたいのかを考えることができたのは良かった。
でも、そのせいで、現在の生活スタイルに疑問を持ってしまった。
妻も子どもも現在の生活スタイルを変え、自給自足的な生活をすることには大反対です。
それなら、一人で自給自足やるかというと、それは淋しい(笑)
仮に一人で自給自足するとした場合、今家族で住んでいる家の住宅ローンはどうやって支払っていくのかという超現実的な問題もあります。
読書から大分話が逸れてしまいましたが、私の場合、少なくとも今は読書をきっかけとして苦しんでいる・悩んでいる状況です。
とりあえず、私の理想の生き方(=自給自足的な生活)をすぐに実行するのは難しそうなので、断酒・筋トレ・勉強に注意を向けることで気を紛らわすというのが、現時点での落としどころなのです。
こんな変な悩みを抱いている中年男性は多くないでしょうが、私は本気で悩んでいるのです。
文章にしたことで、少しすっきりしました。
読んでくださった方、ありがとうございます。