読書。地政学が最強の教養である

今日は、ヤオコーに行く合間にずっと読書していました。

田村耕太郎地政学が最強の教養である」(SBクリエイティブ)を読みました。今年最後の読書にして、今年最高だったかもしれません。なかなかいい内容でした。

 

地政学とは「その国の元首になるロールプレイングゲーム」だと。プーチンの立場で、習近平の立場で考えてみる。そういう思考訓練が大切ですね。

 

日本は現在平和ですが、それは勢力が均衡している結果に過ぎない。このまま日本の国力が小さくなれば、中国に侵略されるかもしれない。地政学というのは、そういうプラグマティズムに即したものなのです。

 

平和憲法があれば、9条があれば他国は攻めてこないなんてナイーブな考え方は通用しないわけです。(著者がそう書いていたわけではなく、あくまで私の個人的見解ですが)

 

 

気候変動によって北海道が現在のシンガポール的な位置を占める可能性に言及されているのは面白い。

 

いいですか、皆さん。日本が平和なのは憲法9条のおかげじゃないですからね。日米同盟によって守られているからこその平和なのです。

 

左寄りの人々の主張を信じていると、ある日突然、どこかの国に攻め込まれる危険だってあるんですよ。もっと現実的に考えないといけないですよね。

 

少なくとも、子孫が生きる時代は、我々の時代より混沌としているはずです。子孫のために少しでもいい環境を残してあげる。それが我々に課せられた宿題ではないでしょうか。

 

とにかく、この本は今年最後に読んだものの、今年一番だったかもしれません。読んだことない方は是非ご一読ください。

 

ヤオコーの半額祭り行っている場合じゃないですよ(笑)