来来軒悲哀物語

初めに断っておきますが、これは私の勝手な推測・妄想に過ぎません。

 

先程、ランチで来来軒に入ったところ、隣のテーブルの二人組が昼間からビールを飲んでいたので、私も飲みたくなったという話を書きました。平日の昼からビールなんて羨ましいなー、余裕あるなと感じますよね。

 

しかし、実は隣で飲んでいた二人組はそんな印象と全く異なる方々だったようなのです。

 

男女二人組で50代くらい。もしかしたら、もう少し若かったかもしれません。二人とも単品の麺類を注文し、餃子をつけるか迷っていました。結局女性だけが餃子セットにして、男性は単品のまま。

直後に、男性が「今日は〇〇だし、景気づけに1杯飲もうか」と言ってビールを1杯ずつ注文。

 

〇〇の部分は聞き取れなかったのですが、とにかく今日は特別だから景気づけにビールでも注文しようという話が聞こえてきたのです。来来軒=日高屋ですよ?そんな特別な日に入るようなお店ではありません。

 

大変失礼な想像ですが、それほど、生活に余裕がない方なのかなと。だから、餃子をやめて、来来軒でビールを注文することが特別なのかと。

 

勝手な妄想なので事実とは異なるかもしれませんが、私の中では、苦しい生活の中での精一杯の贅沢をしている二人に見えてしまいました。

 

この令和の時代に、そんなことがあるのか?玉子固いなと思いながら食事する一方で、そんな境遇の方がいるのかもしれないと切ない気持ちに。

 

日本の貧富の差はここまで来ているのかもしれません。完全に私の妄想なので、節約好きなお金持ちだったかもしれませんが…。

 

岸田さん、増税する前に来来軒でランチしてみて下さい。エリート官僚から詳細な報告を受けるより、より庶民の現実が分かると思いますよ。