東京商工会議所が主催している「ビジネス実務法務検定」というものがあります。
私も大学4年生のときに2級を受験し、合格しました。
2級ってどういうレベルなのか?
東京商工会議所によると、
「企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している」
レベルだそうです。
2級合格者は「法務エキスパート」と名刺に記載していいそうですよ。恥ずかしくて書けませんが(笑)
私が受験した約17年前は近くの大学が会場になっていてマークシート方式でしたが、現在は自宅(IBT)か会場(CBT)でパソコンで受験するようになったようですね。自宅で受けられるとは世の中便利になったものです。
私が合格してから約17年も経過しているので、知識の再確認も含めてビジネス実務法務検定試験2級の公式テキストを読んでみました。
広く浅くではありますが、なかなかのレベルだと感じます。ビジネス実務というだけあって、民事系の内容ばかり。公法・刑事系はほとんど含まれていません。民事系が苦手だった大学生の頃の私が、これをきちんと理解していたとは思えないのですが・・・。
おそらくマークシートの神様が助けて下さったのだと思います(笑)
まあ、過去問を繰り返し解いていたので、それがよかったのでしょうね。試験勉強の王道は「過去問演習」に限ります。
よく過去問は本番直前までとっておきたい・・・という人がいますが、申し訳ありませんが「愚の骨頂」です。初めからゴールがどこらへんなのか理解した上で勉強した方が効率的なのは間違いありません。
インプットばかりしてても、アウトプットできるようにならないのは記述式も選択式も同じ。おそらく大学受験も同じでしょうね。
タイムマシーンがあったら、高校生の頃の自分に「とにかくアウトプットしろー」ってアドバイスしてあげたいです。
もっと言うと、「選択式問題はきちんと自分の受験している学部学科の問題を選択しろよー」とアドバイスしてあげたいです。私、法学部を受験したにもかかわらず、間違って教育学部の問題を解いてしまったという過去があるのです(苦笑)
数学の試験で、1冊の冊子に複数の学部の問題が載っていました。私は法学部を受験しているわけですから、法学部用の問題(ベクトル)を選択して解かなければならなかったのに、問題文をよく読んでいなかったために、一番自信のあった確率の問題(教育学部用)を解いてしまった。試験後周囲が「ベクトル」の話ばかりしてて心臓がぎゅーっとなったことを今でも覚えています。
受験で自分が受験していない学部の問題を解いてしまうという大失敗を経験したことのある私ですが、今も無事生きています(笑)
皆様、人生多少の失敗はつきものです。
失敗しても絶望せず、将来笑いのネタとするくらいで行きましょう☆彡
って、なんの話だったのか。話が逸れて大変失礼いたしました。