読書。図解モチベーション大百科②

先日読んだ図解モチベーション大百科ですが、普段の生活で実践できそうな参考になる実験が多く紹介されています。

 

例えば、「プライミング効果」有名な実験なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、人は自分が使った言葉にふさわしい人物を体現するようになってしまうという話です。

 

大学生を複数のグループに分けて文章を作成してもらいました。ただし、あるグループには、「しわ、白髪、杖」など高齢者を連想させる単語を用いてもらうようにしたという実験です。

 

その後、グループごとに場所を移動してもらったわけですが、高齢者を連想させる単語を使用させたグループは他のグループより移動がゆっくりになってしまったそうです。

 

日本には古くから「言霊」という言葉がありますが、日本人に限らず、人は無意識のうちに普段使っている言葉の影響を受けてしまうということですね。

 

なお、自分が使う言葉は勿論ですが、見たり、聞いたりなど触れる言葉にも影響されるそう。

 

なので、自分がネガティブな言葉を使わないだけでは不十分で、周囲からネガティブな情報を遠ざけることも重要ということになりますね。例えば、毎日愚痴やネガティブ情報ばかり発信しているブログ記事を読まないようにするとか・・・。

 

あっ!!!私のブログも愚痴やネガティブなことも書いている日が・・・。皆さん、私のブログは読んではいけないということが分かりましたね。皆さん、私のブログを読むのはやめましょう(苦笑)っていうのは冗談です。嘘です。それは悲しいです。前言撤回させてください。お願いです。懇願(笑)

 

私もなるべくネガティブワードは使用しないように気を付けていこうと思いますが、それを徹底するのは多分無理ですけどね(笑)とにかく、プライミング効果というのは、結構影響を与えるものなので、皆さんも普段接する言葉には気を付けてください。

 

そういう意味では、中村天風先生の「運命を拓く」で説かれているような絶対積極の思考は、科学的にも正しい面があるのかもしれませんね。「運命を拓く」を大谷翔平選手も読んでいたというのは、有名な話ですから、本当に効果があるのかもしれません。

 

さあ、今日も元気にハッピーに行きましょう(←プライミング効果期待)